「うちの子は偏食がすごくて・・・」
「補食ですかあ・・・。うちの子は食べないかもしれません」
「納豆も豆腐も、家では食べませんね。あと、ししゃもも食べたことがないですし・・・」
保護者さまとのご面談で聞かれる言葉です。
が、しかしです。
これが不思議なのですが、家では食べないものを、なぜかまなびやでは食べるようになることがあるのです。
周りのお友達が自然と美味しそうに食べている姿を見ているからか、何も抵抗なくパクパク食べています(笑)。
保護者様に「今日は納豆とししゃも、温泉卵を食べましたよ」と報告すると、
「えっ!? うちの子がししゃも食べたのですか!?」
「本当ですか? 納豆ぜったい食べないって叫んでいたのに(笑)」
「え~! そんなにたくさん食べられたのですか! 驚きで嬉しいです(笑)」
こんな驚きと喜び?のお声が上がることがあります。
おもしろいですよね。
大人がいろいろ言っても食べないお子さんが、お友達とのかかわりのなかではスッと食べてしまう。
子どもたち同士のパワーってすごいです。
児童発達支援・放課後等デイサービス まなびや 施設長 1983年八王子市生まれ。一小、五中、館高校卒業。 地元八王子市において、発達障がいをかかえて困っている子どもたちに適切な療育を提供することを通して、自立して生きていく力と自尊感情を高め、「生きてきてよかったなあ」という喜びを感じてほしいと思い、まなびやを創業。