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  2. まなびやが大事にしている3つの強みと療育方針

ABILITY
自立して生きる力

生きる力=基礎学力(自立に向けて必要な力)と豊かな人間関係を築く力を身に付けることができます。

お子さんは将来、自分の力で学校を卒業し、社会に出ていきます。つまり、自立して生きていくことになるのです。

そのためには、「生きる力」が不可欠です。

読み書き計算などの基礎学力、豊かな人間関係を築くためのコミュニケーション力、元気な心と丈夫な身体をまなびやでは「生きる力」と考え、重点的に育てていきます。

これら3つの力を伸ばしていければ、将来学校や会社に入るための試験を突破することができたり、入学・入社した後も周りの方々と気持ちの良いコミュニケーションを図ることができたり、たとえ難しい問題にぶつかった際にも、打開に向けて粘り強く挑戦することができるようになると信じています。また、何か困ったことが起きたときに、自分がどう困っており、そのために何をしてほしいのかを言葉で伝えられると、人生で起こるさまざまな問題を解決することができるようになります。

これは、私自身が東京都の公立小学校教員として9年間、JICA青年海外協力隊員や教育コンサルタントとして南米パラグアイの学校で4年間、子どもや保護者の方と関わってきた経験から自信をもってお伝えすることができます。

私は教員時代、子どもにとって価値ある教師になるために仲間と切磋琢磨し、たくさん勉強しました。その結果、先生向けの教育書を4冊出版し、ありがたいことにそのうち2冊はAmazonの部門別1位のベストセラーになりました。

貴重なお時間をいただいて通所してくださっているお子さんのために、まなびやではただのお預かりはいたしません。お子さんが将来自立して生きていくために必要な力を伸ばすために、これまでの経験とスキルをすべて発揮して療育に臨んでいきます。特に、学習支援、コミュニケーション力の向上についてはお任せいただければ幸いです。

とはいっても、人間少しは休む時間が必要です。それはお子さんも同じです。学校でがんばり、お家でもがんばり、まなびやでもがんばる、というのは少ししんどいかもしれません。ですから、学習ももちろん大切なのですが、ときにはホッと一息ついてリラックスできる活動を通して、心に栄養を与えてあげたいのです。お子さん一人一人にとっての“居場所”となるような工夫も心がけていきます。

NUTRITIONAL THERAPY
栄養療法

栄養療法を通して、心身の健やかな成長、身体の内側からの改善をサポートします。

人間の心(脳)と身体は、自分が食べたものからできています。食べ物や食べ方を変えることで、発達の課題は大きく改善されることが近年の研究からわかってきました。まなびやでは、栄養療法を中心に、薬だけに頼らないで発達の課題を改善するアプローチを紹介しています。無理なく、誰でも取り組める方法をお伝えしますのでご安心ください。

心身の健康に良い影響を及ぼす食べ物を増やし、良くない影響を及ぼす食べ物を減らし、必要な栄養が満たされると、以下のような変化が起こるといわれています。

  • 心と身体が元気になり、いろいろなことに対して意欲的になる。
  • 些細なことでイライラしなくなり、気持ちが安定する。
  • 集中力が高まり、学力が向上する。
  • 運動能力や器用さが高まる。
  • 走り回ったり、落ち着きがなかったりする衝動性が緩和される。
  • 無気力、起立性調節障害、不眠症、うつなどメンタルの不調が改善され元気になる。

1日2日ですぐに変化が出ることはありません。しかし、お子様の変化に向けて、焦らず、じっくり継続することが大事です。ご一緒に工夫していきましょう。

まなびやでは療育中に「補食(おやつ)」を提供しています。おやつといっても、甘いお菓子ではなく、心身の発達にとって良い食材(主にたんぱく質の多い食べ物)を提供しています。補食の時間には以下の指導をしています。

  • 補食を通して、「いただきます」、「ごちそうさまでした」の挨拶
  • 食べた物の後片付け
  • パッケージを開けたり、玉子を割ったり手先の微細運動
  • いろいろな食材に興味をもてるような味覚を広げる食育
  • お友達の影響によって普段食べない物を「食べたい!」という気持ちが自然ともてるようになるになる指導
  • 皿を持って食べたり、姿勢を正して食べたりする食事のマナー

INDIVISUAL SUPPORT
個に応じた療育

個に応じた療育を行います。

人は一人一人違います。子どもも当然、一人一人に個性があり、好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なことがあります。まなびやでは療育にあたり、保護者様から丁寧に話を聞き取り、必要に応じて関係機関と連携し、お子さんのための個別支援計画を作成いたします。こちらは完全オーダーメイドです。保護者様とまなびや、関係機関が手を取り合って協力していくことになります。お子さんにどうなってほしいのか、今は何ができて何ができないのか、だから今どんな療育をすべきなのかを共有しながら療育を進めてまいります。

まなびやでは「説明できる療育」を目指しています。

療育者が「Aさんの実態は~~~なので、今日は~~~できるようになるために、~~~療育をしました。その結果、~~~でした。」これを保護者様に説明できるのがプロの療育者だとまなびやでは考えています。ただのお預かり、完全マニュアル化された療育手法やプログラムでは「説明できる療育」が達成できるとは思えません。目の前のお子さんにとって、本当に必要な療育を見極め、それを絶えず修正しながら、質の高い療育を全力で求めてまいります。それがプロの療育だからです。

保護者様に寄り添いながら、お子さまのために工夫してまいります。

まなびやでは、お子様のより良い発達にむけて、必要に応じて地域の園や学校、その他関係機関と連携を取りながら療育を進めてまいります。

 

【家族支援】

保護者様の思いに寄り添い、ともに課題解決をさせていただき、成長を一緒に見守っていきたいと考えております。以下の支援が可能です。

・保護者様への相談援助

・ご兄弟、ご家族に関する心配事、お困りごとの相談援助

・関係機関に関する情報提供

 

【移行支援】

地域において保育、教育等を受けられるよう退所後に向けての「移行支援」も行います。移行支援では、具体的に以下の内容を支援させていただきます。

・退所後に向けた相談援助

・具体的な移行先との調整

・ ご家族への情報提供や移行先の見学調整

・ 移行先との援助方針や支援内容等の共有、支援方法の伝達、助言、援助

・ 子どもの情報・親の意向等についての移行先への伝達

 

【地域支援・地域連携と主な行事等】

・関係機関(園、学校、子ども家庭支援センター、児童相談所、医療機関等)との連携

・他の児童発達支援・放課後等デイサービスとの事業所間連携

・お買い物体験、中央図書館散策、公園遊び、八王子祭り、いちょう祭り、学園祭への参加、避難訓練、地域の学校の運動会や体育祭など

お一人お一人に合う療育を提供できるようあの手この手でお子様と保護者さまを支援してまいります。

まずは気軽に
ご相談ください

「考えがうまくまとまらないからドキドキする」とか、「こんな質問したらおかしいのかな」とか気になさらず、ちょっぴり勇気を出してご連絡されてみてください。お子さまのためですし、何よりも話すことでスッキリしたり、受けとめてもらって安心したりすることもありますので、どんな悩みでもお話しください。