「やーめーて! なんでー!」
「やだー!」
そんな声が聞こえてきました。
「おやおや、どうしたのかな。もめちゃっているな」
まずは介入して、少し距離を置かせます。
そこで、順番に双方の思いや考えを聞きます。
そのうえで、「じゃあ、どうすればいい?」あるいは「だったら、こうすれば?」というように問いかけます。
必要に応じて、互いの気持ちを代弁したり、お話を整理して伝えてあげたりすることもあります。
このように丁寧に対応できるのも、児発・放デイならではです。このような小さな介入によってコミュニケーションの仕方がわかるようになっていくのです。
児童発達支援・放課後等デイサービス まなびや 施設長 1983年八王子市生まれ。一小、五中、館高校卒業。 地元八王子市において、発達障がいをかかえて困っている子どもたちに適切な療育を提供することを通して、自立して生きていく力と自尊感情を高め、「生きてきてよかったなあ」という喜びを感じてほしいと思い、まなびやを創業。